笹塚駅の南側、笹塚一丁目を流れる玉川上水で、2026年5月ごろから工事が行われています。
川沿いのシンボルだった桜の木が切られたことは知っているけれど、工事の全容はよく分からず…
しっかりした足場が組まれ、なにやら大々的な工事が行われていますが、「何かできるの?」「玉川上水を埋めてしまうの?」と気になっていた方も多いのではないでしょうか。
現地に掲示されている案内を確認したところ、今回行われているのは、東京都水道局による玉川上水の法面を保護するための工事でした。
工事件名は、「玉川上水路下流部法面保護工事」です。
※「法面(のりめん)」とは、水路の両側にある斜面のこと。
玉川上水の水路沿いでは、一部の土留めが傾いたり、土が崩れたりしている場所があるため、補修工事を行なっているとのこと。確かにかなり年季の入った木の柵が傾いていたりしていました。
今回の工事では、主に次のような作業が予定されています。
・水路脇の土留めや法面の補修
・傾いたり傷んだりした箇所の撤去
・新しい土留め柵の設置
・工事に伴う仮設設備の設置や撤去
土が崩れている場所には、プラスチック製の擬木柵を新たに設置し、今後の土砂の崩落を防ぐとのことです。
見た目は木のようですが、腐食しにくい素材を使用することで、水路沿いの安全性を長く保つ目的があるようです。
つまり、今回の工事は、水路を埋めたり、なにか新しいものを設置したりするものではありません。
玉川上水は、1653年に江戸の飲料水を確保するために造られた全長約43キロメートルの水路。現在も歴史的な水路の形が残されており、東京都水道局が管理や保全を行っています。(ちなみに渋谷区が行なっている玉川上水路再整備工事とは別物です)
工事は2026年8月下旬までの予定。
工事期間中は、水路の西側にある道路の一部が通行止めとなっていますので、車の方は特に注意が必要です。
春には鴨が泳ぎ、四季折々の花が咲く笹塚駅近くの密かなオアシス、玉川上水。
今回の工事で美しく生まれ変わる姿が楽しみです♪







