笹塚・幡ヶ谷・初台地域に数多く存在している町会。範囲の広い町会から少し狭めの町会まで様々です。そして、各町会で催される行事も実に個性豊か!
今回は、笹塚三丁目をエリアとする笹塚北親町会で開催されたこども花火大会にお邪魔しました。だいぶ日も傾いた18時30分ごろ、会場である笹塚公園を覗くと、たくさんの親子連れが集まっていました。2歳くらいの子から小学校高学年まで、子どもの数だけでもざっと50人くらいはいたと思います。
開始数分前に受付で手持ち花火を受け取ると、グラウンド内に点々と置かれたろうそくとバケツの周りにそれぞれスタンバイします。花火は一人10本くらい。
「それでは始めてください!」の合図とともに、一斉に花火点火!シューッバチバチという音と共にそこかしこで鮮やかな火花が散り始めました。なんだか、普通の手持ち花火に比べてやたら勢いが良い!そして燃焼時間が長い!!大人は自分の子どもを気にしながらも、自分の背後にも気を配っていないと、すぐ後ろで別の花火が迫っていたりするので、なかなか大変です。「ほら、人に向けない!」「あ!ろうそく消えた!」「向かい合わせに火をつけないで!」などとわあわあ言っている合間に、ふと周りを見渡すと、大量の煙が空に向かって立ち上っており、その煙に滲んだ色とりどりの花火が、なんとも幻想的な光景に。終わった花火をバケツに入れる「ジュッ」という音や、火薬の匂いも懐かしく、子供の頃味わった夏休みのワクワク感を思い出しました。
昔と違い、家の前や公園で気軽に手持ち花火ができなくなってしまった今。日本の夏の風物詩でもある花火を、家の近所で友達とできるなんて、良い企画だなあとしみじみ思いました。
コメント (0)