新宿から電車でひと駅。
ギリギリとはいえ、渋谷区に位置する笹塚。
「なにかと便利そうだけど、子育てするにはどうなの?」
そんな方に向けて、子育て環境、買い物事情、交通、地域とのつながりなどの面から、実際に笹塚で妊娠期から小学生までの子育てを経験してみてわかった、笹塚での子育て事情を徹底解説します!
子連れでどこへでも・どこまでも行ける!笹塚の交通事情
笹塚の第一の足は、もちろん「京王線」。
新宿まではたったの5分ほどで到着します。
しかも、特急から各駅停車まですべての電車が停まるので、「これ…乗っても大丈夫!?」と悩む必要がありません。地味なようで、子連れ移動ではこれがかなりありがたいポイントです。
また、笹塚は京王新線の始発駅でもあります。妊娠中や、子ども連れで少しでも座りたいときには、京王新線を使って座って移動することもできました。
ちなみに京王線沿いには、多摩センター、よみうりランド、多摩動物公園など、子連れで楽しめるスポットもたくさんあります。
笹塚はバスも充実しています。
中野方面、阿佐ヶ谷方面に向かう路線のほか、渋谷区のコミュニティバス「ハチ公バス」もあります。
ハチ公バスは、笹塚と渋谷区役所方面を結ぶバス。ササハタハツ地域の公共施設はもちろん、代々木公園や原宿方面にも行けます。運賃は100円なので、コスパも抜群です。
そして、公共交通機関が充実している笹塚ですが、子育て中の最強の移動手段は、やはり自転車です。
実は、笹塚から渋谷駅へ行こうとすると、電車では乗り換えが発生したり、バスの本数が限られていたりして、意外と不便に感じることもあります。
でも、自転車なら渋谷駅まで20分程度。しかも渋谷駅周辺のビルには駐輪場も多いので、「停められる場所を探して彷徨う…」ということもあまりありません。
さらに、新宿中央公園や代々木公園などの大きな公園までは自転車で10分ほど。代官山や表参道などで少しおしゃれに過ごしたいときも自転車で20分ほど。下北沢、中野ブロードウェイ、高円寺などの個性派スポットも、ぜんぶ自転車圏内です。
これは、世田谷区・杉並区・中野区にも近い笹塚ならではの特権。
電動自転車が1台あれば、子どもを乗せてどこまでも行けちゃいます!
都会だからって侮るなかれ!無料の子育てスポットが大充実
都心に近く、あまり「子育ての街」というイメージがない笹塚ですが、実は子育てスポットがかなり充実しています。
しかも、無料で遊べる場所が多いのがうれしいところ。
0歳から6歳くらいまでは、これらのスポットをぐるぐる回っているだけでも、かなり助けられます。
【公園】
笹塚周辺には、小さな公園があちこちにあります。
少し自転車で足を伸ばせば、新宿中央公園、代々木公園、羽根木公園、和田堀公園など、ピクニックができるような大型公園にも行けます。
夏場は、水遊びができるじゃぶじゃぶ池も大助かり。
「午前中だけ外で遊ばせたい」「買い物ついでに少し体を動かしたい」という日常使いの公園から、休日にしっかり遊べる大きな公園まで、選択肢が多いのは笹塚子育ての魅力です。
【室内遊びスポット】
雨の日や猛暑日でも、子どもの体力をしっかり削れる無料の室内スポットもあります。
おすすめは、フレンズ本町や渋谷区スポーツセンター。
フレンズ本町では、広いアリーナで三輪車やコンビカーに乗れたり、スポーツセンターでは室内とは思えない大型遊具やトランポリンで思いきり遊べたりします。
どちらも笹塚から自転車で10分ほど。
雨の日でもハチ公バスで行けるので、「今日は家にいたら親子ともに限界……!」という日に本当に助かります。
【子育て支援センター・子育てひろば】
0歳から2歳くらいまでにおすすめなのが、中幡・笹塚子育て支援センターや、西原・本町などにある子育てひろばです。
子どもを遊ばせるだけでなく、支援員さんに話を聞いてもらったり、月齢の近いママと保活情報を交換したりと、親にとってもリフレッシュできる場所です。
子育て中は、家にいるとどうしても煮詰まってしまう日があります。
そんなときに、ふらっと行ける場所、ちょっと話せる人がいる場所が近くにあるのは、本当に心強いです。
子育て世代必須のチェーン店から個性派店舗まで!買い物&外食事情
笹塚の大きな利点は、なんといっても買い物に困らないことです。
駅から徒歩5分圏内にスーパー、薬局、100円ショップがあり、さらに子育て世代の生活に欠かせないユニクロ、無印良品、ニトリ、カルディなどもそろっています。
少し自転車を走らせれば、ドン・キホーテ環七方南町店やオーケー初台店も利用できます。
その一方で、昔ながらの商店街も残っているので、手作りのお惣菜や個性的なお店を楽しめるのも笹塚らしいところ。SNSで話題になるパン屋さんも多く、子どもとのお散歩ついでに立ち寄る楽しみもあります。
子連れ外食に安心なサイゼリヤ、スシロー、リンガーハットなどのチェーン店もあります。
チェーンの居酒屋やラーメン屋さんでも、子ども向けのサービスがあったり、子連れウェルカムな雰囲気のお店も多い印象です。
ただし、土地柄、店内が狭いお店も多く、ベビーカーでは入りにくいこともあります。小さな子ども連れの場合は、混雑する時間帯を避けたり、ベビーカーを畳めるか確認したりしておくと安心です。
駅直結の駅ビル「フレンテ笹塚」には、ママ向けのきれいめなお仕事着を探せるお店や、家族全員の靴がそろうABCマートなどがあります。
その向かいにあるショッピングモール「笹塚TWENTY ONE」には、紀伊國屋書店、化粧品のディスカウントショップ、文房具&おもちゃ屋、着物屋さんなどもあり、本当にありとあらゆる買い物が笹塚で完結してしまいます。
渋谷区の恩恵を受けまくれる!預かり事業&保育園・幼稚園事情
渋谷区は、産前産後のサポート体制が充実しています。
出産助成、産後ケア、産前産後の家事サポート、一時保育、病児保育、ショートステイ、ベビーシッター利用支援など、妊娠中から出産後、子どもを一時的に預けたいときまで、さまざまな制度があります。
ギリギリとはいえ、渋谷区に位置する笹塚でも、もちろんこれらのサポートを受けることができます。ここでは書ききれないので、詳しくは渋谷区の公式情報もチェックしてみてください。
また、渋谷区は令和3年に待機児童ゼロを実現しています。
とくに笹塚・幡ヶ谷近辺は保育施設が充実しており、笹塚住所の保育施設だけでも、区立・私立認可・認証・企業主導型など複数の施設があります。
ただし、駅近の園や人気の園には、すんなり入れないことも。
とはいえ、「どこにも預けられなくて詰んだ…」という状況は、以前に比べるとかなり避けやすくなっている印象です。
笹塚近辺には幼稚園もいくつかあります。
園によってカラーや雰囲気がかなり違い、お受験に強いと言われる人気園などは、入園が簡単ではない場合もあります。
幼稚園というと「ママが専業主婦の家庭じゃないと難しいのでは?」というイメージもありますが、現在は預かり保育を実施している園も多く、早朝・放課後や長期休み中に利用できる場合もあります。
ちなみに我が家の娘は幼稚園に通っていましたが、パートやフリーランスで働いているママも結構いました。
先進的な渋谷区ならではの教育環境!小学校&習い事事情
渋谷区といえば、先進的な教育を取り入れていることでも知られています。
笹塚小学校でも、外国語の授業や、担任以外の専門教科の先生による授業など、さまざまな取り組みが行われています。また、渋谷区独自のいじめ防止プログラムもあり、いじめ問題への対策にも力を入れています。
現在、渋谷区全体で区立小学校・中学校の建て替えが順次進められており、笹塚小学校と笹塚中学校についても、将来的に小中一貫校として整備される計画があります。現時点では、笹塚中学校の敷地に新校舎を整備し、笹塚小学校がそこへ移る方向で検討されています。スケジュールや内容は今後変更される可能性があるため、最新情報は渋谷区の公式発表を確認するのがおすすめです。
小学校には、放課後クラブもあります。
利用料は、保護者の就労状況に関わらず無料で、保険料やおやつ代などの実費のみが必要です。早朝や延長、長期休み中の利用については、両親ともに就労している家庭など、条件がある場合があります。
放課後クラブでは、宿題に取り組む時間があったり、有料のプログラミング教室や科学実験教室などが開催されたりと、子どもが充実した時間を過ごせるように工夫されています。
また、笹塚近辺はスポーツ系の習い事も充実しています。
スポーツジムA-1のプールをはじめ、笹塚で活動している少年野球チームやバスケットボールチームもあります。近年人気が高まっているダンス教室やチアダンスチームも多く、笹塚近辺のお祭りやイベントのステージで子どもたちがパフォーマンスする姿も見られます。
さらに、笹塚から自転車で行ける渋谷区スポーツセンターや本町コミュニティセンターでは、子ども向けのスポーツ教室も開かれています。お試しでいろいろなスポーツを体験できるプログラムや、比較的手頃な料金で参加できる渋谷区の教室もあり、気軽に子どもの「好き」を見つけやすい環境です。
そのほか、英会話、そろばん、公文式、ピアノ、クラシックバレエ、プログラミング教室など、定番の習い事もひと通りそろっています。
地域と関わることで、より居心地のよい場所になる
笹塚は渋谷区にありながら、昔ながらの雰囲気が色濃く残る場所。
各地域には町会があり、秋にはお神輿や山車が出たり、町会の子ども会でさまざまなイベントが開催されたりしています。
また、地域の民生委員の方々などが運営しているこども食堂では、手頃な料金でご飯を食べながら地域の方とお話ししたり、子どもを遊ばせたりすることもできます。
「町会やご近所付き合いって、ちょっと面倒そう」と感じる部分もあるかもしれません。
でも、そのような場に顔を出すことで近所に顔見知りが増え、道ですれ違ったときに挨拶したり、子どもの名前を覚えてもらったり、「ここが私たちの居場所なんだ」という感覚が少しずつ芽生えていきます。
そして、そうしたつながりが、自然と「なにかあったときに助け合える関係」になっていくのだと思います。
笹塚は、利便性と地域のあたたかさを両方味わえる街
笹塚をひと言でいうと、ありあまる利便性と、渋谷区の子育て支援を存分に享受できる街。
正直、その分、家賃や物件価格はお高めです。
でも、住んだあとの生活や子どもにかかるお金は、工夫と情報収集で節約することもできます。
子どもには、なるべくお金をかけずに、いろいろな経験をさせたい。
近所で思いきり遊ばせたい。
地域のイベントや人とのつながりも大切にしたい。
そんな方は、ぜひこの「ササハタハツ町の掲示板」を活用してください。
笹塚での子育てが、少し楽しく、少しラクになる情報を、これからもお届けしていきます!






